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体温36.5°Cより10°C以上低い気温25°Cでも、日向に出ると 汗が吹き出る様な暑さを感じますが、建物の影や木の影に入ると涼しく感じます。日向も日陰も気温や湿度は同じですが、日陰は輻射熱の一部がカットされているのが解ります。つまり、日向では太陽から大量の輻射熱が体に照射され、体自体が熱を持ってしまうのでより暑さを感じますが、日陰は体が受け る輻射熱の量が少なく涼しさを感じます。 このように暑さ寒さは、気温や湿度だけでなく輻射熱の量も 重要な要因なのです。
全米の多くの機関の報告として建物を出入りする 熱を伝導熱・対流熱・輻射熱の3つの移動形態に分 けると右図のようになります。 屋根・床・壁どれを見ても赤色の輻射熱が大きく、その量は全移動熱量の75%を占めています。従って、省エネルギーを考えるなら、最も熱移動量の多い輻射熱を阻止することが重要です。 輻射熱を阻止するには遮熱材が有効で、トップヒートバリアーは98%を反射することができます。 遮熱も断熱も熱を阻止する目的は同じですが、建物については圧倒的に輻射熱の量が多いので遮熱の方が有効であると言えます。
木造2階建ての2階天井裏のみにトップ ヒートバリアーTHB-M0.2mmを施工した場合の電気料の削減量を調べてみました。この2年間で電気設備等の増減はなかったので、電気使用量の差を冷暖房費の削減としました。
1階室内の温度を見ると、遮熱施工前は天 井と床との温度差は7°Cでしたが、遮熱施工後は何と2°Cとなりました。温度差が大きいということは、上下に移動する対流の速度が早く、室内の熱が大量に窓のサッシに供給され結露しやすくなります。 遮熱すると室内の温度差が少なくなる事によって、対流の速度が遅くなり、サッシへの熱の供給量も少なくなります。このため、この家ではサッシの結露が止まりました。
さらに床上の温度は遮熱施工前が14°Cであったのに対し、遮熱施工後は19°Cと5°Cも上昇。冬の寒さが大幅に緩和されました。 夏場の2階は超日陰の状況ですから、エアコン使用量が大幅に減るばかりか、少し風があれば窓を開けておくと非常に涼しい超日陰の環境になります。
熱中症は体温が上がることにより起こる機能障害と言われています。これを防止するためには、こまめに水分と塩分を取ることが大切と言われていますが、子どもやお年寄りにはなかなかできることではありません。天井や壁等を遮熱することにより、体温を上げる要因が大幅に減少しますので熱中症対策には非常に効果的です。
遮熱することにより、室温はこれまでより高くなっても暑さを感じにくくなります。従ってエアコン使用頻度が非常に少なくなりますので、冷房病対策には効果的です。
室内の温度差が5°C以上になると脳卒中になり易いと言われていますが、遮熱することにより室内の温度差が少なくなりますので、脳卒中対策にも効果的です。
遮熱材の性能は、JISA1420に基づく性能試験、即ち熱貫流抵抗値により判定されます。 私共は、毎年多くの遮熱材を開発しておりますが、世界的に見て超一流の性能を有しております。
一般的な対策例
太陽からの輻射熱(電磁波)を遮り屋根からの熱量を95%カットする遮熱工法による快適な室内環境をご提案いたします
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